Case05 自宅に隣接した土地
ライフスタイルや周辺環境への配慮も重要
最後は、自宅と隣接する土地の有効活用についてです。この場合も容積率を最大に活かして収益性を追求することは可能ですが、自身のライフスタイルや周辺環境との調和などを優先させたいというオーナー様も少なくありません。例えば、周辺に2階建ての戸建て住宅や、4階建ての共同住宅が建つエリアで、自宅敷地の一部に賃貸住宅の建築を計画したオーナー様の事例があります。
容積率からは5階建ての建設が可能でしたが、5階建てにすると自宅の日当たりが悪くなってしまうことから、3階建ての低層共同住宅にすることを選択されました。同時に、学生や単身者を対象とした間取りでなく、ファミリー向けの物件にすることで、これまで通りの静かで落ち着いた住環境を確保することができました。
自宅に隣接する土地の活用は、自身やご家族の暮らしに密接に関わる問題です。容積率はもちろんですが、自身やご家族のライフスタイルや周辺環境なども考慮してプランを選択しましょう。
5つの活用法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。土地活用を検討する際は、土地の特性をはじめ、手残り金額や利回り、リスクのバランス、自身やご家族のライフスタイル、周辺環境などを総合的に勘案し、最適なプランを選ぶことが重要です。
レッツでは、オーナー様一人ひとりに寄り添ったプランをご提案いたします。ぜひご相談ください。
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なお、本コラムは三井不動産グループの資産経営情報誌「Let’s Plaza 2023.Spring号」に掲載した記事を修正、改題したものです。「Let’s Plaza」(年3回発行)では資産経営に関する旬な話題や詳細な事例などを豊富に掲載しておりますので、ぜひ最新号よりご購読ください。