さいたま市 S様
資産の整理や見直しを行なった今回のプロジェクトを通じてこれまで漠然としていた所有資産の全体像をきちんと把握できたと思います。これからの資産運用がやりやすくなりましたね。
目前にある収益性悪化への対策、将来の多様なリスクを見据えたLet'sの提案は「資産の組み替え」。
「まさか自分たちが東京の地主になるとは思ってもみませんでしたね」
そう口を揃えるのは、渋谷区や港区など都心の一等地に計4棟の賃貸マンションを所有するS様。ご自宅のあるさいたま市内の各所に代々所有されてきた土地の一部を売却し、都心に不動産物件を購入する「資産の組み替え」によって、大幅な収益アップに成功されました。
それまで、資材置き場等として貸与していた所有地の貸借契約解約などによって収益性が悪化しつつあったのを受け、ご子息様がLet'sにご相談されたのは平成10年5月のこと。Let'sでは大小さまざまな土地からなる合計2万4千坪あまりもの広大な所有地の大部分について資産診断を実施しました。
「目減りしつつあった収益の確保が当初の課題でしたが、資産診断をやっていただいた結果、それぞれの土地がもつ収益性の良し悪しとともに、遺産相続時の負担なども浮き彫りになりました。目の前の問題だけでなく、将来のことまで視野に入れた戦略の必要性を痛感しましたね」(ご子息様)
そこでS様は、新たに所有地の一部を小売業者の店舗用地として定期借地により貸与するとともに、月極駐車場だった土地に三井ホームによるアパートを建設。収益性を確保し、収入は資材置き場が解約される以前を上回るようになりました。
さらにLet'sでは、資産の所有リスクの分散を図るためにも、自宅近辺に集中していたご所有地の一部を売却し、東京都心部の土地を購入する「資産の組み替え」をご提案。「事業用資産の買換え特例」を利用することによって、税務上の優遇措置も受けられることとなりました。
所有資産の3分の1を組み替え。都心賃貸マンション事業で所得倍増を実現した“百年の計”。
平成13年3月、渋谷区に更地を購入し、三井ホームによる、1LDKを中心とした全6戸の賃貸アパートを建設したのを皮切りに、同15年10月には港区と品川区に、同16年8月には千代田区にそれぞれ賃貸マンションを購入。購入のためにS様が整理・売却したさいたま市内の所有地は計8ヶ所(約3600坪)に及び、評価額にして所有資産全体の3分の1が入れ替えられる結果となりました。
「私の父は所有地の売買を頻繁に行っていましたし、買い換えについてはそれほど抵抗感はありませんでした。なんといっても、息子の判断を信頼していましたから」(S様)
三井ホームエステートによるサブリースや三井不動産住宅リースへの業務委託で運営される各マンションはいずれも高い稼働率を誇り、資産組み替え実施以前に比べ、収入は倍増されたということです。
物件選びに際しては、自分の足で歩き、時には近所の人に聞き込みをするなど、とにかく徹底的に吟味したというご子息様。
「その点、Let'sさんから提供される豊富で質の高い物件情報はとてもありがたかったですね。それに土地の売却の面でも大口のものについては入札を実施してくれるなど、頼もしいパートナーでした。
私たちにとって今回のプロジェクトは、いわば「百年の計」。ある種の思い切りがなければ進めなかった選択です。けれど、今はその決断が正しかったことを父ともども確信しています」
Let'sでは、全国に広がるリハウスネットワークなど、三井不動産グループ各社との連携により、皆様のご希望にそった土地売買、資産の買い換えのお手伝いをいたします。
勉強熱心なご子息様がリードする形で、Let'sを窓口にしながらグループ各社の機能をフル活用していただき、資産の組み替えに成功された今回のプロジェクトは、私どもにとっても貴重な学びの機会となりました。このようなチャンスを与えていただけたことに、心から感謝しております。