「家は本来大きな災害から住む人を守るもの。それは持ち家も、賃貸住宅も同じ」とのお考えを常に抱かれていたオーナー様。首都圏での大きな震災リスクの高まりが指摘される中、「今後予想される大きな地震が起こった後に賃貸住宅を建てよう」と計画されていました。そんな折、ご自宅修繕の時に見学されたハウスメーカーの展示会で、耐震技術の向上を実感されて、具体的な検討を始めることとなり、三井ホームにお声掛けいただきました。
当初はRC造とツーバイフォー工法(2×4工法)の両方をご提案差し上げていましたが、ご検討を進める中で、RC造に比べて建築コストも抑えられるツーバイフォー工法をご選択されました。そして、賃貸住宅を建設するにあたってオーナー様が何より重要視されていた耐震面についても、三井ホームの賃貸住宅が備える高い耐震性能をお伝えすることでご安心をいただき、「入居者や建物を地震の被害から守れる住まいを建てる」その想いをオーナー様と一緒に形にしていくことができました。
さらに、外観は「入居者が楽しく住める家にしたい」とのご希望から、南欧風のデザインを採用。また、小さな子どもが転んでも安全なように階段や家具の角も丸みをもたせるなど安心・安全な暮らしのために細部までオーナー様の想いが反映された住まいとなっています。入居者募集も開始間もなく満室稼働になり、大変ご満足をいただくことができました。
※本記事は2018年5月号に掲載されたもので、2021年12月時点の法令等に則って改訂しています。