”支える、備える、ケアデザイン”専門スタッフが
豊かなシニアライフを過ごすためのお手伝い。
高齢期の暮らしを見つめ、支え続ける専門家集団
2000年の設立以来、三井不動産の「ケアデザイン」はシニアの皆様からの様々なご相談にお応えしながら、専門性の高い知見や豊富な情報を蓄積してまいりました。こうした経験や実績をもとに、三井不動産グループにおけるヘルスケア分野の専門家集団として、高齢期の暮らしのご不安やお悩みを解消するためのコンサルティングや情報発信に取り組んでいます。
例えば「ケアデザインプラザ」では、介護支援専門員や社会福祉士、福祉住環境コーディネーターといった専門資格を持った経験豊富なスタッフがお悩みやご相談にお応えしているほか、各種セミナー・研修などを通じて、健康・医療・介護から住まいや街づくりなど多岐にわたる課題の解決をお手伝いしてまいりました。また、シニアライフに関する各種マニュアルや書籍の発行なども私たちの大切な仕事です。そしてこうした知識やノウハウは、個人のお客様だけでなく三井不動産グループ各社にも提供され、各社の顧客向けサービスや従業員支援などに活用されています。
コンサルティングの特長 リフォーム、住み替え…高齢者が直面する「住まいの問題」
ケアデザインプラザが提供するコンサルティング「ケアデザイン・サポート」は、ご相談者と同じ目線でご希望や抱える課題を見つめつつ、専門職として対等な立場でサポートする。これは、ケアデザインプラザの変わることのないスタイルです。そのため、ご相談者お一人おひとりに合わせた情報収集や資料作りには丁寧に時間をかけています。近年増えているご相談は、高齢者施設への住み替えや呼び寄せ、ご自宅のリフォームなど「住まい」に関することで全体の8割に上ります。そして、住まいのご相談を起点に、介護保険や認知症、在宅サービス、福祉用具といったさまざまな要素が絡みあっているのが特徴です。
なお、ケアデザインプラザは三井不動産グループが目黒・横浜・武蔵小杉に開設する「すまいモール」でも、無料住み替え相談会やセミナーの開催を通じてシニア世代の住まいに関する課題の解決をお手伝いしています。
支える人も支えられる人も、上下に広がる世代の幅
相談者の傾向としては、シニアご本人、支えるお子様ともに、世代的な幅が広がっていることでしょうか。お子様世代も以前は50代の方が多かったのですが、今はもっと若い30代、40代前半の方が増えています。一方、シニア世代ご本人の年代は反対に上がってきており、全体的により幅広い世代の方からご相談を受けるようになりました。ご相談の内容も多様化しており、例えば、80代などご高齢の方でも「自分の住まい、暮らしのことは自分で決めたい」といって相談にみえます。こうしたことからも、世代ごとの既成のモデルに嵌め込むような対応ではなく、これからは私どものようなお一人おひとりに寄り添ったオーダーメイドのコンサルティングがさらに求められていくと思います。