ますます重要となる管理会社に対する期待・要望にもお応えできる独自のノウハウ
今、すでに賃貸マンション経営をおこなわれているオーナー様にとって、市場変化やご所有物件の老朽化にいかに対応するかが大きな課題となっています。最近、当社でも他の管理会社からの委託先変更の依頼が多く寄せられるようになりました。委託先の変更をご希望される理由としては、清掃が行き届いていないとか、適切な修繕のアドバイスをしてくれないといった管理業務の質に対するご不満のほか、空室を放置しているとか、お金をかけて修繕や設備投資をしているのに稼働率が上がらない、といった深刻なお悩みも少なくありません。
当社において、こういった課題の解決策を考えるうえで欠かすことができないことがあります。そればまず入居者の目線に立って商品(建物設備・サービス等)を再検証することです。 当社で定期的におこなっている入居者アンケートにもとづく生の声から、入居者が本当に求める商品は何か、お部屋選びにおいてどんなことを優先するのかなどを細かく分析します。このデータにもとづき入居者のニーズにマッチし、かつ賃貸事業としての経済性や将来的なメンテナス等のランニングコストも考慮した最適なバリューアップ策をご提案いたします。 当社がご推奨する「必要なところに効率的に再投資する」といった対策を実施し、本来の強みであるリーシング力を発揮することにより、当社に管理を替えてから「入居率が上がった」「安定的に収益を上げられるようになった」「コストを削減できた」といったお声を数多くいただいています。
新たな社名のもと、賃貸経営にさらに価値ある提案を
近年、人々のライフスタイルは変化しており、持ち家・賃貸を問わず、住まいに対するニーズも多様化しています。こうした変化を「住宅」という広い枠組みで捉え、様々なお客様のご要望にお応えしていこうと、2015年10月、三井不動産(株)の賃貸住宅事業と三井不動産レジデンシャル(株)の分譲住宅事業が統合されました。そして2016年4月には、三井不動産レジデンシャルグループにおける賃貸住宅の付加価値の高い運営管理事業の中核会社としての位置づけを明確にするために、当社は社名を三井不動産住宅リース(株)から三井不動産レジデンシャルリース(株)に改称しました。
これを機に、当社では「三井の賃貸」ブランドのもとで質の高い賃貸管理サービスに努めながら、蓄積してきた情報や培ってきた知見を三井不動産グループ全体で共有しながら、事業横断的なより付加価値の高い提案を追求してまいります。
三井不動産グループの豊富な管理実績をオーナー様の賃貸経営に生かす
現在の不動産マーケットを取り巻く環境は、入居者のニーズの多角化やインターネットの普及などにより、勝てる不動産とそうでない不動産の差はますます広がってきています。賃貸経営においては、建てる段階においてはもちろんのこと、建てた後もそういったニーズや社会情勢の変化に迅速かつ適切に対応していくことが、“勝てるマンション”そして“勝ち続けるマンション”への必要不可欠な要素になっています。
これから賃貸経営を考えられる方、既に賃貸経営をされている方も、将来の対策・方針を考えられる際には、是非一度レッツプラザまでご相談ください。
※本記事は2016年6月号に掲載されたもので、その時点の法令等に則って書かれています。
三井不動産レジデンシャルリース株式会社
賃貸運営本部 プロジェクト開発部
篠原 幸晴