宮田 敏雄

建物の老朽化対策が得意領域です。建物が老朽化してくると様々な問題が発生してきます。経営的には空室の増加により賃料収入が減少したり、設備の不具合が頻繁に発生したりすることで、支出が増大したり、築年数によっては耐震上の問題なども発生してきます。こういった問題を解決するためには、建替え、改修、売却のいずれかの選択肢がありますが、お客様それぞれのお悩みをしっかりと聞き、お客様に合わせたベストなソリューションをご提案をさせていただきます。特に、耐震補強が必要な建物についてはリファイニング建築という、新たなソリューションに関するお問い合わせも増えてきております。

オーナー様の大事な資産の歴史をしっかり理解することを心掛けております。建物の老朽化問題を対応していると、多くのオーナー様は先祖代々の大事な資産を次の世代にいかに引き継ぐか、頭を悩ませているケースが多いです。そのため、大事な資産を受け継がれた思いについて時間をかけてお聞きすると共に、その資産を次世代に、しっかりとした形で引き継げるようなお手伝いができるよう頑張りたいと思っております。

建物再生の手法であるリファイニング建築をご提案したオーナー様から、先祖代々の大事な資産を売却することなく、残せてよかったと言われることが、非常にやりがいを感じます。最近はオーナー様から、建物の老朽化に関するご相談が増えてきており、その多くはご相続も絡んだ話です。大事に引き継いできた資産を自身の代で売却するのはできれば避けたいというオーナー様のご相談も多く、そういった中で、大事な資産を再生する仕事に携わる仕事については非常に嬉しく思っております。